2012年5月22日(火)
【そんなんだから何時になっても…か?】
数年前、
東京・神楽坂のイベントに
出展した時のお話。
出展者の受付時間より
2時間も早く会場に着いたので、
早朝の清々しい街を
ゆっくりと散策する事にしました。
早稲田通りを進み、
駅前に溜まる若者達の群れを抜け
歩いていたら
小道の奥に
『東京大神宮』なるものがあるのを発見。
「こんな所に、立派な神社があるんだなあ、こりはお参りせねば」
と、中へお邪魔し、
「今日一日、お世話になります。
無事に過ごせますように、お守りください。」
と、お願いをしました。
で、
時間もたっぷりありましたので、
とても手入れの行き届いた綺麗な境内に
設置された椅子をお借りして、
ボーっと空間を楽しんでおりました。
すると!
ありゃりゃ!!
白無垢の綺麗な花嫁さんが
歩いて出て来たではありませぬか!!!
興味津々、
お姿を拝ませて頂いていたところ、
「あなたも恋愛のお参りに来たの?」
と、同じく散策に来ていたらしい初老の男性が
私に寄って来て言いました。
…。
?????
その男性に伺った所、
東京大神宮は、その頃
恋愛成就の神社として有名になり、
お若い女性が
沢山訪れるようになっているとか…。
そう言われてみれば、
朝っぱらから、次々と
若い女の子がお参りに来ていた…
そう…、知らなかったのは私だけ。
恐ろしや、私だけ…。
そこに居た女性の中で、私だけがっ!!
ガーッ!
もう一度、東京大神様の御前へ伺って、
「恋愛の方もお願いします。」
などと、ずうずうしい事をすれば、
それこそ神様に呆れられて、
先のお願いも台無しに。
「そうか〜 |
そうだったのか〜そうかあ〜 |
そうか〜…」 |
フラフラと己の後悔に苦笑いしながら
(山奥から、はるばる此処まで来たのに)
東京大神宮を後にした、
わたくしでございました…。
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