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!御注意下さい!
【八王子の方言(八王子弁)】と名を付けてはいるものの、八王子の一集落で生まれ育った人間の内の「ひとり」である祖母の口癖を集めただけですので、すべてが『八王子全土で使われている方言』と言える根拠は全く御座いません。『方言でも何でもない、祖母の造語』が混ざっている可能性も捨てきれませんので、その点ご了承の上お付き合いください。また、言語に関する専門知識が皆無の人間によって纏められた為、勘違いや思い違いが有る可能性が大いに御座います。つまり、八王子中を調査した訳でも無く、素人が趣味の一環で制作した物ですので、【八王子の方言(八王子弁)】として学術的に御利用頂くのは絶対にお止め下さい。ただし、八王子の一地域の方言を話す一個人の資料として御参考頂く分には一向に構いません。お役に立てます様でしたら、どうぞ御自由に御活用くださいませ。(引用される場合など、事前に御連絡を頂く等のお気遣いは不要です。)
※2011年6月12日追記:
祖母への調査を開始した所、「おじいさんが良く使って言っていた」「近所の人が使って話していたのを聞いた事がある」と祖母が証言する、【祖母の人生の中では使われて来なかった八王子弁】が多数出て来ました。“祖母の口癖を集めた”との文句を前提にした当資料ですが、しかし、八王子から一度も離れずに住み続けて来た祖母の記憶に残っている時点で、それらも「八王子弁」であると見なし同等の扱いで区別せずに掲載して参ります。祖母が生まれた1920年代以前の村民が使っていた「八王子の方言」を御紹介している部分も有ると言う事で、ぜひ、お楽しみ頂ければ幸いです。








八王子の方言

〜祖母(大正生まれ)の話し言葉〜
動詞


以下にご紹介する八王子弁の説明に、≪高いアクセントを付けて発音≫と言う言葉が
度々登場します。分かりやすく御説明しますと、刑事に、「私はやってないよお
と訴えている状態の語尾の音程に近いです。ご利用の際はぜひお試し下さい。



*動詞に現れる八王子弁



移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 


















「あかる」「あかった」=「開く」「開いた」
使用例:あかるか? 昨日までは 簡単に あかったのになあ」

「あかるむ」=「赤くなる」
使用例:「グミが あかるんだって 聞いたからよ(聞いたからさ)
             見に行って 来たあけんど(来たけれど) 全然だあ(全然だ)

「あすぶ」=「遊ぶ」 使用例:「病院の けえり(帰り)は いつも 商店街に寄って あすんだ」

「あめえたれる」=「子供が甘える」 使用例:あめえたれても あにも出ねえで(何も出ないぜ)

「あらく」=「開墾する」(野山を切り開いて田畑にする)
使用例:「東っかた(東の方)を もっと あらいて 広げられねえかな(広げられないかな)

「あるった」「あるって」=「歩いた」「歩いて」
使用例:「朝 あるってんの? 暗い内は 危ねえから(危ないから) 止せ」

移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 























「いきぼえあがる」「いきぼえる」=「枯れそうな木々や植物が生き返る」
使用例:「こりゃあ(これは) いきぼえるかな? もう 切っちまおうか(切ってしまおうか)
     「よう
(ねえ)! こっちのは
いきぼえあがってんでえ(生き返っているぜ)

「いきれる」=「蒸す(ムシムシする)」 使用例:「梅雨時は いきれっから でえきれえ(大嫌い)だ」

「いぐ」=「行く」 使用例:「空が 暗くなっちまう(暗くなってしまう)前に いぐだあ(行くのだ)

「いける」=「埋める」
使用例:「分からねえ様に(分からない様に) いけといたのにな
                    めっかっちまったあよ
(見つかってしまったよ)


「いごく」=「動く」 使用例:「腸が いごいて キリキリと 痛いんだあよ(痛いのだよ)

「いざりあるく」「いざる」=「体の不自由な人が、這う事も出来ず、座りながら、もどかしく動く」
使用例:「かええそうに(可哀想に) 事故に 遭ったんだと(遭ったのだと)
                            いざりあるってらあ(いざり歩いているわ)

「いわく」=「結わく」=「結う」
使用例:「おめえ(お前) あんちゅう(何という) 頭 してんのよ そんな いわき方が 流行ってんの?」

移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 










































「うっちぬ」=「死ぬ」
使用例:「買って来て貰ったあ薬で(買って来て貰った薬で) やっと ゴキブリが うっちんだ

「うっちゃる」「うっちゃって」「うっちゃった」=「捨てる」「捨てて」「捨てた」
使用例:空き地に 粗大ゴミを うっちゃる人が 居るんだとよ(居るのだとさ)
    /「つかあねえもんは(使わない物は) うっちゃれば いいんだな」

    /「誰も かたさねえ(片付けない)から
        あたしが うっちゃって
おいたんだあよ!(捨てておいたんだよ!)

    /うっちゃったんだんべ(捨てたのだろう)

「うっつぶす」=「潰す」 使用例:「小豆は少し うっつぶした方が 食感が いいやな(良いよね)

「うっとばす」=「売り飛ばす」
使用例:「あんな物 後生大事に 持ってったってなあ(持っていたってな)
             全部まとめて
うっとばしたら 清々したあよ(清々したよ)!」

「うっぱらう」=「売り払う」
使用例:うっぱらうって こんな物 欲しがる人が 居んのかよ(居るのかよ)

「うっぷす」=「うつ伏す」=「下向きに伏す」
使用例:「背中を 揉んで やっから(やるから) うっぷしてみな」
    /「背中が 曲がってっから(曲がっているから) 
うっぷせねえよ(伏せられないよ)

「うっぽかす」=「放っておく」
使用例:「あんだか(何だか) 判らねえから(判らないから) うっぽかしといたら
                  旨そうなもんが
(美味しそうな物が) へえて(生えて)来た」


「うでる」=「茹でる」 使用例:「うどんが うで上がったでえ(茹で上がったぜ)!」

「うなう」=「耕す」 使用例:「息子が うなっといてくれたから 後が 助からあ(助かるわ)

「うらっかえす」=「裏返す」 使用例:うらっかえせば 見えねえだんべ(見えないだろう)

「うんねる」=「寝る」
使用例:「ウトウトしてえるじゃんか(ウトウトしているではないか)
                      布団に へえって(入って) うんねちゃえよ」

「うんまける」=「水を器などから零し撒く」
使用例:「そんな きりきり(ぎりぎり)に 水を 汲んじまって(汲んでしまって)
                   よろけて うんまけない様に 気い付けろよ(気を付けろよ)

移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 













「ええしらう」=「知らん顔する」
使用例:「あの人は 面倒が起きると すぐ ええしらって けえっちまうんだあでえ(帰ってしまうのだぜ)

「えばる」=「威張る」
使用例:えばり腐ってなあ
        お宅は どこの お大尽
(富豪)でしたっけ?って
                      今度 聞いてやらあ
(聞いてやるわ)


「えむ」「えんでる」=「ぱっくり開いている」
使用例:「栗(のイガ)が えんでたよ 拾いに 行くだあ(行くのだ)

移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 










































「おいこくる」=「追い払う」
使用例:「ひでえ(酷い)あつけえでよう(扱いでさ) 最後には おいこくられた

「おごる」=「怒る」 使用例:「憎らしいから 取っ捕まえて おごってやった」

「おせえつける」=「押さえ付ける」
使用例:「看護師さんに 暫く おせえつけとけ って 言われたんだけんど(言われたのだけれど)
                         もう 取っちまって(取ってしまって) いいやな(良いよな)

「おせえる」=「おしえる」 使用例:おせえてくれる? 世話あ(世話を) かけんな(掛けるね)

「おちゃらかす」=「茶化す」
使用例:「真面目な話を おちゃらかしてなあ! 嫌な人だあよ!(嫌な人だよ!)

「おっかぶさる」=「被さる」
使用例:「猫が三匹 おっかぶさって 寝てえる(寝ている)
            一番 下のは 苦しくねえのかな(苦しくないのかな)

「おっかぶる」=「被る」 使用例:「布団でも おっかぶって 隠れてたんだんべ(隠れていたのだろう)

「おっきれる」=「折っ切れる」=「強い力が加わって勢い良く切れる」=「断たれる」
使用例:「だってよ… おっきれるとは 思わなかったんだあよう…(思わなかったのだよ…)
     「あんな 馬鹿みてえに
(馬鹿みたいに) 引っ張ったら
          
おっきれるに 決まってんじゃんかなあ!
(決まっているではないかなあ!) 馬鹿!」

「おっこぐ」=「掘る」 使用例:「畑の土を おっこいで 来るだ(来るのだ)

「おっこちる」「おっことす」@=「落ちる」「落とす」
使用例:おっこちてた
         でも そりゃあ
(それは) あたしのじゃあ(私のでは) 無えよ(無いよ)

                       あたしは おっことしちゃいないでえ(落としてはいないぜ)

「おっことす」A=「降ろす」 使用例:「運転手さん 次の信号あたりで おっことしてくれる?」

「おっこぼす」=「こぼす」
使用例:「やだよ おっこぼしちまったよ だらしがねえなあ(だらし無いな)

「おっころばる」=「転がる」
使用例:「あんな所で おっころばっちまったよう(転がってしまったよ) 恥ずかしいなあ」

























「おっころぶ」=「転ぶ」 使用例:おっころんで 血が出た」

「おったつ」=「立つ・建つ」 使用例:「あんな 辺ぴな場所に ビルが おったったの?!」

「おったてる」=「立てる・建てる」
使用例:「ホウキは 小屋ん中(小屋の中)に 適当に おったてときゃあいいよ(立てて置けば良いよ)

「おったまげる」=「たまげる」
使用例:「猫が 雷に おったまげて 目え(目を) ひん剥いてらあ(ひん剥いているわ)

「おっつく」=「追いつく」 使用例:「もう おっついたの? おめえ(お前)は 足が はええ(速い)な」

「おっとばす」=「追い飛ばす」=「追い払う」 使用例:おっとばしちまえ!」

「おっぱく」=「掃く」 使用例:「うちの娘なら あそこで庭を おっぱいてらあ(掃いているわ)

「おっぱじく」=「弾く」
使用例:「この商品をコーティングしておけば ガンコな油汚れも おっぱじいて 安心!」

「おっぱじめる」=「始める」
使用例:おっぱじまったんべえ(始まっただろう)?!
                 言わんこっちゃねえや
(言わない事では無いや)!」


「おっぱしょる」=「端折る」(着物の裾をたくし上げる)
使用例:「案外 ふけえ(深い)から
         裾を
おっぱしょらねえと(端折らないと) 濡れちまうよ(濡れてしまうよ)


「おっぱしる」=「おっ走る」=「逃げる」
※【ただ単に走っている状態】には使いません。悪いイメージが含まれた「走る」です。
使用例:「唐草模様の てのごい(手拭い)
         頭に おっ被った
(被った) 奴だんべ(奴だろう)?!
                   山の方へ
おっぱしって 行ったあでえ(行ったぜ)!!」











「おっぱなす」=「放す」
使用例:「門を 閉めてな(閉めてね)
         犬を庭に おっぱなしてやってるんだけんど(放してやっているのだけれど)
                       ほとんど小屋に へえってるんだあよう(入っているのだよ)

「おっぴらく」=「開く」
使用例:「新聞を おっぴらいたまんまで 居眠りしてえるよ(居眠りしているよ)
                              おめえ(お前)の お父さんは 器用だな

「おっぴろげる」=「広げる」
使用例:「こんな所に おっぴろげんなよう 通れねえじゃんか(通れないではないか)なあ」

















「おっぷくれる」=「膨れる」=「膨れっ面する」
使用例:「おっかあ(妻)おっぷくれて 飯を 作ってくれねえ(作ってくれない)

「おっぺしこむ」=「押し込む」 使用例:「とっとと おっぺしこんじまえよ(押し込んでしまえよ)

「おっぺしょる」=「へし折る」 使用例:「庭の木を おっぺしょって来い」

「おっぺす」=「押す」
使用例:おっぺしてみんべえ(押してみよう) … やだよ!
                  戻らなくなっちまったよ!
(戻らなくなってしまったよ!)


「おっぽる」=「放る」 使用例:おっぽり出すぞ」

「おぼいる」=「覚える」 使用例:「そんな 下らねえ事(下らない事) 良く おぼいてんな」

「おんまける」=「ばら撒く」 使用例:「倒して おんまけちまった

移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 





















「かいる」=「帰る」 使用例:「もう かいっちまうの? また 来てくれな」

「かじくる」=「掻く」 使用例:「痒いからって かじくってべえ(掻いてばかり) いるだあ(いるのだ)

「かたす」=「片付ける」 使用例:「お客が来る前に とっとと かたしとくべえ(片付けておこう)

「かっくらう」=「食らう」 使用例:かっくらって 寝ちまったよ(寝てしまったよ)

「かっくりけえす」=「履いている下駄などがガクッとなってバランスを崩す」
使用例:「見ろよ きれいな花嫁さんが 通るで(通るぜ)… おっと かっくりけえった

「かっさらう」=「掻きさらう」(掻きむしる)
使用例:「あの子は アレルギーでな(アレルギーでね)
           痒くて かっさらっちまうんだと(掻きむしってしまうのだと)
                                   かええそうになあ(可哀想にな)

「かっぱりけえす」=「撲り(はり)返す」 ※「撲る」=「手で殴り付ける」
使用例:かっぱりけえしたら 涙 流して けえってったでえ(帰って行ったぜ)


「かんげえる」=「考える」
使用例:「どうやったら うまく 誤魔化せっか(誤魔化せるか) かんげえてんだ

移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 





「くいっつく」=「食い付く」
使用例:「お母さんに くいっついて 離れねえな(離れないな) 甘えんぼだな」


「くくりっつける」=「括り付ける」=「紐などで括って付ける」
使用例:「村田さん、 鞄に ひっついてえる(付いている) そりゃあ(それは) あによ(何よ)
      「子供に
くくりっつけられちまったんだあよう(括り付けられてしまったのだよ)
       どうにも 取れねえで
(取れなくて) 俺も まいっちまってんだ(参ってしまっているんだ)
      「村田さん、それ、取引先の社長に めっからねえようにしろ
(見つからない様にしろよ)
       鞄に ドングリ ぶら下げてる 人間を 信用してくれるとは 俺は 到底 思えねえ
(思えない)
 



「くっちゃべる」=「お喋りする」 使用例:「3時間も くっちゃべって おれ(私)も 暇だな」

「くれる」=「あげる」「やる」
使用例:「食いきれねえから(食べ切れないから) 犬に くれちまう(上げてしまうのだ)
    /「気に入ったんなら(気に入ったのなら) おまえ(お前)
くれるよ」

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 

















「けえす」=「かえす」 使用例:「何時までに けえせば(返せば) いいんだんべ(良いのだろう)
                「チビ共(子供達)は 午前中に 家に けえした(帰した)よ」
                「手の平けえして(反して) 擦り寄って 来やがった」

「けえる」=「帰る」「返る」「替える」
使用例:「飽きたから けえる(帰ろう)
    /「威張って 踏ん反り
けえってらあ(踏ん反り返っているわ)
    /「そっちのと 取り
けえて 欲しいんだけんど(欲しいのだけれど)

「けっころがす」=「蹴り転がす」
使用例:「学校から けっころがしながら 持って けえって(帰って)来た」

「けつまずく」=「(足を引っ掛けて)躓く」
使用例:「あの石に けつまずいたんだあよ(躓いたのだよ)
          危ねえから(危ないから) どけとくようだ(退けておかなければならない事態だ)

移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 




















「こげっつく」=「焦げ付く」
使用例:「電話してたら 鍋を 焦がしちまった(焦がしてしまった)
           こげっついたのが 取れねえや(取れないや) は〜あ どうすべえ(どうしよう)

「こごむ」=「屈む」 使用例:「しばらく こごんでたから 腰が いてえ(痛い)

「こさえる」「こせえる」=「こしらえる」 使用例:「お父さんは 上手に こせえるなあ」

「こぜえる」=「煮え損なう」「作物が育たない」
使用例:「煮物を こぜえちまって(損なってしまってさ=失敗してしまってさ)
       食えねえから(食べられないから) 犬に やってみたあけんど(やってみたけれど)
                                      犬も 食わねえだ(食わないのだ)
    /「今年は 雨が 全然 降らねえから(降らないから)
              何処も 畑が こぜえて 困ってらあ(困っているわ)

「こまっちゃくれる」=「こましゃくれる」=「子供が ませた事をする」=「子供が生意気にする」
使用例:「あの子は 何処の子よう?(何処の子よ?) こまっちゃくれて 可愛げが 無えな(無いな)

移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 





「しがみっつく」=「しがみつく」 使用例:「カブトムシが しがみっついて 離れねえ(離れない)








「しみっつく」=「染み付く」
使用例:「あの人の 癖なんだあよ(癖なのだよ)
          しみっついて 取れねえんだろ(取れないのだろ) ケチな癖だな

「しゃべくる」=「喋くる」=「喋る」 使用例:しゃべくってた(喋っていたら) 喉が渇いた」

「しらばっくれる」=「しらばくれる」
使用例:しらばっくれてよ そ〜っと けえっちまおう(帰ってしまおう)かと
       思ったんだあけんど
(思ったのだけれど) めっかっちまった(見つかってしまった)
                            わりい事(悪い事)は 出来ねえやな(出来ないよな)

移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 









「すく」=「敷く」
使用例:畳の上に 座ってんの?(座っているの?) 座布団やっから(やるから) すいとけ
    /「新しい 砂利が すいてあらあ(敷いてあるわ) 庭が きれえんなったあ(綺麗になった)

「すっころぶ」=「素っ転ぶ」=「勢いよく転ぶ」 使用例:「見事に すっころんで このざまだあ」

移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 





「そっくりけえる」=「反っくり返る」=「反り返る」
使用例:「あにが(何が) そんなに 可笑しいんだかなあ そっくりけえって 笑ってらあ(笑っているわ)

移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 








「だべる」=「喋る」
使用例:「外で 友達に 会ってよ(会ってさ) だべってたら 遅くなっちまった(遅くなってしまった)

「だまくらかす」=「騙かす」=「騙す」
使用例:「醤油で 味を だまくらかしたら 何とか 全部 食えたあよ(食えたよ)

移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 
















「つかめえる」=「つかまえる」
使用例:「迷子に なんねえ様に(ならない様に) しっかり 手え(手を) つかめえとけ(掴まえておけ)

「つけえる」=「つかえる」 使用例:つけえねえ(使えない) じい様だな

「つっくむ」=「積んである物や積んだ物がグズグズっと突き崩れる」
使用例:「北っかた(北側)が 少し つっくんでた

「つっこくる」=「突き飛ばす」
使用例:「自分勝手で あんまりだからよう(あんまりだからさ) つっこくってやった!」

「つっこぬける」=「突き抜ける」 使用例:「猫が 障子を つっこぬけてった


「つっころばる」=「突き転がる」
使用例:「足 引っ掛けて つっころばりでもしたら 危ねえからよ(危ないからさ)
         邪魔に なんねえ(ならない)所に かたしといてくれ(片付けておいてくれ)




































「つっころぶ」=「突き転ぶ」
使用例:「橋の上で つっころんじまって(突き転んでしまって)
             もう少しで 川へ おっこちる(落ちる)所だった」

「つっささる」=「突き刺さる」
使用例:「包丁か? 扉の裏に つっささってねえか?(突き刺さっていないか?)

「つっとおす」=「突き通す」
使用例:「おめえ(お前) わりいけんど(悪いけれど) 針に糸を通してくれよ
       まあったく
(全く) 目が悪くなってよ… あによ(何よ) もう
つっとおしてくれたの?」

「つっとおる」=「突き通る」
使用例:「あの土地に 道が つっとおれば
        遠回りしねえで(遠回りしないで) 済むんだけんどなあ(済むのだけれどなあ)

「つっとぶ」=「突き飛ぶ」
使用例:「杖の先のゴムが つっとんで 無くなっちまった(無くなってしまった)
    /「お母さんが 倒れたんだって! 今 お父さんが自転車で つっとんで 行ったよ!」

「つっぺえる」=「突き入る」
使用例:「田んぼに 足が つっぺえって 抜けねえで(抜けなくて) 困った」

「つんだす」=「突き出す」 使用例:「妻から 離婚届を つんだされました

「つんにげる」=「つん逃げる」=「逃げる」
使用例:「そっちっかた(そっちの方)つんにげたでえ!(逃げたぜ!)
                         とっつかめえてくれ!(取り捕まえてくれ!)

「つんのめる」=「のめる」=「前へ倒れる」
使用例:「バスん中で(バスの中で) つんのめってよう(のめってさ)
           座ってた人に おっかぶさっちまった(覆い被さってしまった)

「つんむらかす」=「小便を漏らす」 使用例:「おかあちゃん… つんむらかしちゃった

「つんもうす」「つんもす」=「突き燃やす」
※「つん」は「突き」(動詞にくっついて意味を強める)の俗言。「つんのめる」と同じ表現です。
使用例:「こんな物 取って置いたって しょうがあんめえ(仕様があるまい)
                         棺桶と一緒に つんもす(付き燃やすのだ)


「つんもぐる」=「つん潜る」=「潜る」
使用例:「でえじょうぶ(大丈夫)かな つんもぐったまんま 上がって来ねえ(上がって来ない)

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 

































「とがめる」=「化膿する」
使用例:「あんで(何で) こんなに とがめちまうまで 放って置いたのよう!
        医者に 診て貰うよう
(診て貰わなければならない状態)じゃんかなあ(ではないかな)!」


「とじくる」=「縫い合わせる」
使用例:「中に入れて とじくっちまえば(縫い合わせてしまえば) 見えやあしねえよ(見えやしないよ)

「とっかえる」=「取りかえる」 使用例:「そっちの方が旨そうだ とっかえてくれ

「とっちらかる」=「取り散らかる」
使用例:とっちらかってっけど(取り散らかっているけど) 気にするなあ」

「とっつかまえる」=「取り捕まえる」 使用例:「でけえ(大きい)のを とっつかめえた

「とっつかまる」=「取り捕まる」
使用例:「わりい(悪い)奴が 居るなあ 早く とっつかまっ(取り捕まると) いいな」

「とっぱらう」=「取り払う」
使用例:「帽子の飾りが うざってえ(うざったい)から とっぱらったらよ(取り払ったらさ)
                   つまらねえ(詰まらない)帽子に なっちまった(なってしまった)

「どなりけえす」=「怒鳴り返す」
使用例:「うるせえ!って 怒鳴ってやったら うるせえ!って どなりけえされた

「どなりちらかす」=「怒鳴り散らかす」=「怒鳴り散らす」
使用例:「誰彼 かまあずに(構わずに) どなりちらかしてたあでえ(怒鳴り散らしてたぜ)

「とぶ」=「駆ける」 使用例:「楽しいけんど(楽しいけれど) とぶと 疲れるなあ」

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 





「なぜる」=「撫でる」
使用例:「ぶっけた(ぶつけた)のか? なぜてやっから(撫でてやるから) 泣くな」

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 





「になう」=「担う」=「二人で荷物を担いで運ぶ」 ※「二人で」と限定している所が標準語と違います。
使用例:「一人で 運ぶにゃあ(運ぶには) 大き過ぎらあ(大き過ぎるわ)
       誰かあ(誰かを) 呼んで になって 持ってくようだ(持って行かなければならない事態だ)

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 







「ねえる」=「煮える」 使用例:「芋が ねえた

「ねじくる」=「ねじる」 使用例:「前髪は ねじくって ピンで 止めやあいいな(止めれば良いな)


「ねっくりかえる」=「ね(寝?)繰り返る」=「身体を一回転する」
使用例:ねっくりけえった後に 飛び上がって 叫んで 観客に向かって 笑顔で ハイタッチ!」
※甲州弁で「前に転がる(でんぐり返し)」の事を「まねっくり」と言うそうです。関係が有ると思われるのですが、八王子弁の「ねっくりかえる」は「転がる」と言うよりも「繰る=巻く(回転する)」と言う意味が強い様です。


「ねっころばる」=「寝転がる」 使用例:ねっころばって 休むべえ(休もう)

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 












「のさる」=「乗る」
使用例:「もう一人 乗れっから(乗れるから) 山田さんも のさってけよ(乗ってけよ)

「のっかる」=「乗る」 使用例:「子供が のっかってて あぶねえよ(危ないよ)

「のっける」=「乗せる」 使用例:「あんな たけえ(高い)所へ 良く のっけたなあ」

「のめる」=「倒れかかる」 使用例:「よろけて みっつぁん(道夫さん)のめっちゃった

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 















「はいつくばる」「はいっつくばる」=「這い蹲う」
使用例:はいっつくばって 探したあけんど(探したけれど) めっからねえだ(見つからないのだ)

「はしゃぐ」=「乾燥する」(空気や洗濯物などが)
使用例:「今の季節は はしゃいでっから 火事が多いんだな
              うちでも 気い付けねえとな
(気を付けないとな)


「はっつける」=「貼り付ける」
使用例:「買い置きの 切手が あっから(有るから) はっつけとくべえ(貼り付けておこう)

「はりこくる」=「張り飛ばす」=「殴り飛ばす」
使用例:「女を馬鹿にしやがったから はりこくってやった!」

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 





「ひきる」=「蚕が上族期(じょうぞくき)に入る」
※蚕は年を取ると桑の葉を食べなくなり、体が透明になって糸を吐く時期(上族期)に入ります。その頃、マス目状の平らな木箱へ一匹づつ囲って入れてやると、蚕は自身の体を覆う様に糸を吐きつづけ、繭玉になります。(最終的に中の蚕はお亡くなりになります…)
使用例:「そろそろ ひきる頃だから 準備をして 置くべえ(置こう)











「ひけえる」=「控える」 使用例:「医者に言われて 運動を ひけえてるんだあ(控えているのだ)

「ひっかく」=「欠く」
使用例:「あたしは 飴玉を舐めていられねえで(舐めていられないで)
                    すぐ ひっかいちまうんだ 入歯も 丈夫なんだな」

「ひっきる」=「引き切る」
使用例:「鋏なんか 持って来なくたって 包丁で ひっきれんべ(引き切れるだろう)

「ひっくりけえす」=「転がす」「倒す」 使用例:「バケツを ひっくりけえしちまった(倒してしまった)


「ひっくりけえる」=「転がる」「倒れる」
使用例:「じいさまが 畳の上で ひっくりけえってべえ(転がっているだろう)


「ひっくるけえす」=「裏返す」
使用例:「裏は きれいだから ひっくるけえせば 分からねえだんべ(分からないだろう)


「ひっくるけえる」=「裏返る」
使用例:「せえっかく(折角) 並べたあのに(並べたのに)
                風で ひっくるけえっちまった(裏返ってしまった)


「ひっく
けえる」と「ひっくけえる」は似ていますが、厳密に全く別の言葉として捉えています。



「ひっくるまる」=「引き包まる(ひきくるまる)」=「さっと包まる(くるまる)」
※この場合の「引き」には名詞としての意味は無く、【後ろに来る動詞の意味を強めたり語調を整える】役割をしています。
使用例:「さみいったって(寒いと言ったって)
       向こうは 待ってんだあから
(待っているのだから) 行くしかあんめえ(行くしかあるまい)
     「だってよ
(だってさ) 俺 人一倍 寒さに よええんだあでえ(弱いのだぜ)
       もう一枚 あにっか
(何か) 引っ掛けて行きてえな(羽織って行きたいな)
     「ほいじゃあ
(それでは) このボロ布にでも
ひっくるまって(包まって行け)













「ひっくるめる」=「引き括める」=「ひとまとめにする」
使用例:「昨日の分も 今日のと ひっくるめて 払うだあ(払うのだ)

「ひっこぬく」=「引き抜く」
使用例:「あそこじゃあ(あそこでは)
        畑から ひっこぬいて来たばっかりのを 売ってんべえ(売ってるだろう)

「ひっこむ」=「引き込む」=「出ていた物が引き収まる」
使用例:「恥ずかしいとって(恥ずかしいと言って)
        部屋へ ひっこんじまった(引き込んでしまった) 可愛い子供だな」

「ひっこめる」=「引き込める」=「出ていた物を引き収める」
使用例:「そんな みすぼらしい物 客に 見せるもんじゃねえや!(見せるものでは無いよ!)
                                               ひっこめとけよ!」


「ひっころがる」「ひっころばる」=「引き転がる」=「強く転がる」
※この場合の「引き」には名詞としての意味は無く、【後ろに来る動詞の意味を強めたり語調を整える】役割をしています。
 使用例:「走ってる途中で じでんしゃ(自転車)ごと
        
ひっころばっちまった(強く転がってしまった) らしいでえ(らしいぜ)


「ひっころぶ」=「引き転ぶ」=「強く転ぶ」
※この場合の「引き」には名詞としての意味は無く、【後ろに来る動詞の意味を強めたり語調を整える】役割をしています。
使用例:「岩場で ひっころんで 骨に ヒビが へえったんだとよ(入ったのだとさ)






「ひったぎる」=「引き切る」
使用例:「セールスが ひつっこくて(しつこくって) イライラ すっから(するから)
                                        電話線を
ひったぎってやった」

「ひっちがえる」=「違える(身体を捩じって筋を痛める)」
使用例:「にさんちめえ(二〜三日前)
         ラジオ体操 してえた
(していた)時に
ひっちげえた みてえだ(みたいだ)


「ひっちかる」=「引き叱る」=「強く叱る」
※この場合の「引き」には名詞としての意味は無く、【後ろに来る動詞の意味を強めたり語調を整える】役割をしています。
使用例:「情けは無用です きつく ひっちかってやってください」



「ひっちぎる」=「引き千切る」 使用例:「犬に ひっちぎられた


「ひっちねくる」「ひっちねる」=「引き抓る」=「強く抓る」
※この場合の「引き」には名詞としての意味は無く、【後ろに来る動詞の意味を強めたり語調を整える】役割をしています。
使用例:「先輩に ひっちねられたんだあよう(強く抓られたのだよ)
                   しりとりで 負けたあだけなのに(負けただけなのに)


「ひっちばる」=「引き縛る」 使用例:「そんな物 ひっちばって 外に 転がしとけ(転がしておけ)


「ひっちゃがむ」=「しゃがむ」「屈む」
使用例:「頭が めえてるでえ(見えてるぜ)! もっと 低く ひっちゃがめよう!(しゃがめよ!)
























「ひっちゃぶる」=「引き破る」
使用例:「何時まで あけっくち(開け口)を 探してんのよ(探しているのよ)
               めんどくせえ事してねえで(面倒くさい事していないで)
                         ひっちゃぶって 開けちめえよ(開けてしまえよ)

「ひっちらかす」=「散らかす」
使用例:「どう暮らしたら ここまで ひっちらかせるんだんべ(散らかせるのだろう)

「ひっつぁばく」「ひっちゃばく」=「引き捌く」
使用例:「雑誌が ゴミ袋に 入らねえからな(入らないからね) ひっつぁばいたよ」

「ひっつぁる」=「引き去る」=「後退りで去る」
使用例:「あれ? 山田さんが 居ねえじゃんか(居ないではないか)
     「さっき こそこそ
ひっつぁって 出て行ったあで(出て行ったぜ)

「ひっつく」=「ぴったりと付く」
使用例:「おめえんとこの(お前の所の) 子供は 仲が いいな
         いっつも
(いつも)
ひっついて 歩いてらあ(歩いているわ)

「ひっつける」=「ぴったりと付ける」
使用例:「とりあえず めしっつぶ(飯粒)ひっつけときゃあ(ぴったりと付けておけば) いいや」

「ひっぱたく」=「引き叩く(はたく)」=「勢い良く叩く」
※この場合の「引き」には名詞としての意味は無く、【後ろに来る動詞の意味を強めたり語調を整える】役割をしています。
使用例:「あねき(姉)ひっぱたかれて やあっと(やっと)風呂に へえった(入った)


「ひっぺがす」=「引き剥がす」 使用例:「そんな物 ひっぺがしちまえよ」


「ひっぽうる」=「引き放る」=「投げる」
※この場合の「引き」には名詞としての意味は無く、【後ろに来る動詞の意味を強めたり語調を整える】役割をしています。
使用例:「人に物を渡す時に ひっぽうるんじゃねえや!(投げるのではないよ!)


「ひねりくる」=「捻りくる」=「捻る」
使用例:「よう(ねえ) お母さん
       台布巾
(だいぶきん)の 絞りが 足りねえよ(足りないよ)
        拭いたら 机が びちゃびちゃに なっちまったあでえ
(なってしまったぜ)
         もっと強く
ひねりくらねえといけねえよ(捻らないといけないよ)
          憎らしい奴の事でも思い出しながら ギューッと やるんだあよ
(やるのだよ)
           ほら、もう いっぺん
(一度) ちゃんと 絞って 持って来てくれ」
      「はい、分かりました お父さん」

      「えいっ こんちくしょう!
       偉そうに 指図なんかあ
(指図なんか) しやがって!
        このけんの
(このくらいの) ことぐれえ(事くらい) 自分で やれってんだ(やれと言うのだ)
         この やくったたずの
(役立たずの) 物ぐさ夫め!!
          あたしは おめえ
(お前)の お母さんじゃあねえやー!(お母さんではないわー!)
                                         ギューーーーーーーッ!!!」







「ひょうぐる」=「勢い良く流れ出す(「ピューッ」っと)」
使用例:「ホースに穴が開いて 水が ひょうぐっちまってるよ!(ひょうぐってしまっているよ!)

「びりくみだす」=「ビリビリと汲み出す」=「押されて食み出す」

「びりくむ」=「ビリビリと汲む」=「押されて食み出す」
使用例:「あ〜あ〜 お腹に力を入れたら ウンコが びりくんじまった(びりくんでしまった)
             ぱんづ(パンツ)を 取りけえるようだあ(取り替えなければならない事態だ)


「ひんなめる」=「引き舐める」=「舐める」
※この場合の「引き」には名詞としての意味は無く、【後ろに来る動詞の意味を強めたり語調を整える】役割をしています。
使用例:「そんなあ(そんな) かすり傷 ひんなめときゃあ(舐めておけば) 十分だ」


「ひんぬける」=「引き抜ける」 使用例:「あすんでたら(遊んでたら) 腕が ひんぬけた


「ひんねじくる」=「引き捩じる」=「捩じる」
※この場合の「引き」には名詞としての意味は無く、【後ろに来る動詞の意味を強めたり語調を整える】役割をしています。
使用例:「髪の量が 多いっからよ ひんねじくらねえと 纏まらねえ(捩じらないと纏まらない)


「ひんのむ」=「引き飲む」=「飲む」
※この場合の「引き」には名詞としての意味は無く、【後ろに来る動詞の意味を強めたり語調を整える】役割をしています。
使用例:「飴を ひんのんじゃった!(飲んでしまった!) おばーちゃん、もう一個 ちょーだい。」







「ひんまがる」=「(物体が)曲がる」
使用例:「おっこちて(落ちて) おっころばって(転がって) ぶっついて(ぶつかって) ひんまがった

「ひんまげる」=「(物体を)曲げる」 使用例:「口を ひんまげて 仏頂面していやがる

「ひんむく」=「引き剥く」 使用例:「その へばりっついてる(へばりついている)のを ひんむいてくれ

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 
































「ぶっつぁありこむ」=「座り込む」
使用例:「何処も 行く所が ねえから(無いから)
          朝から コタツに へえって(入って) ぶっつぁありこんでるよ」

「ぶっける」=「ぶつける」
使用例:「足の指を ぶっけん(ぶつけると) のた打ち回る くれえ(くらい) いてえ(痛い)な!」

「ぶっこくる」=「強く殴る」「ぶん殴る」 使用例:ぶっこくられるか ニンジン食うか 早く決めろ」

「ぶったたく」=「打ち叩く(たたく)」 ※強く叩く。
使用例:「あにき(兄)ぶったたかれた所から 血が 出てえる(出ている)
    /「揺すったあ(揺すった) くれえじゃ(揺すったくらいでは)
        うちの お父さんは ぜってえ(絶対) 目え覚まさねえでえ(目を覚まさないぜ)
                   まいんち(毎日) 子供が 布団を ひっぺがして(引き剥がして)
                             ぶったたいて 起こしてえるよ(起こしているよ)

「ぶっつぁる」=「座る」
使用例:「よう(なあ) 主賓の席に 偉そうに ぶっつぁってるのは ありゃあ(あれは) 誰だい?」

「ぶっつく」「ぶっついた」=「ぶつかる」「ぶつかった」
使用例:「あの道を 真っ直ぐ行くと 八百屋に ぶっつくからよ」
    /「車に ぶっついたあとって(ぶつかったと言って) 騒いでたあで(騒いでたぜ)

「ぶりまく」=「振り撒く」 使用例:「桑の葉が刻み終わったから おきゃーこ(お蚕)ぶりまこう

「ふんじばる」=「縛る」 使用例:「これを こうして こうやって ふんじばって置けば もう安心だ」

「ふんづぶす」=「踏み潰す」
使用例:「あんなあ(あんな)所に 置いちゃっちゃあ(置いてしまっては)
             誰かが 足で ふんづぶしゃあしねえか(潰しはしないか)?」

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 













「へえる」=「入る」 使用例:「こたつに へえると すぐ ウトウトしちまう(ウトウトしてしまう)
               
「新しく
へえって来た人が 無口で はなしづれえ(話辛い)

「へずる」=「削り取る」
使用例:「とんがってて(尖っていて) 危ねえと思ってよ(危ないと思ってさ)
       
へずってたら(削り取っていたら)
         使ってたあ(使ってた)刀で 怪我あ(怪我を) しちまった(怪我をしてしまった)

「へばりっつく」=「へばり付く」
使用例:「さっきっから(さっきから) お母さんに へばりっついて
                        離れねえじゃんか(離れないではないか)

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 



























「ほおつれる」=「ほつく」=「目的も無くうろつく」
使用例:「公園にゃあ(公園には) 暇で ほうつれてる おじさんが
                       いっぺえいんべえ?
(いっぱい居るだろう?)

「ほおめる」=「食べ物を口に入れてやる」(赤子・子供・大人・老人・病人など関係なく)
使用例:「最期の時に 「水が欲しい」言うからよ(「水が欲しい」と言うからさ)
               ほおめてやったら 良い顔 したんだあでえ(したのだぜ)

「ほきた」=「葉が育った」 使用例:「今年は 桑の葉が 立派に 良く ほきてらあ(ほきているわ)

「ほきだす」=「吐き出す」
使用例:「だあから(だから) 不味いって 言ったあじゃんかよう(言ったではないかよ)
                                 ほきだしちまいな(吐き出してしまいな)

「ぼっかあれる」「ぼっこわれる」=「ぶっ壊れる(打ち壊れる)」=「壊れる」
使用例:「こりゃ(これは) ぼっこわれてるでえ(壊れてるぜ)
     「あんだよう
(何だよ)
ぼっかあれてたのか かなあねえなあ(敵わないな)

「ぼっこす」=「ぶっ壊す(打ち壊す)」=「壊す」
使用例:「ガタガタで 放っとくと危ねえから(放っておくと危ないから)
            大家が ぼっこして 始末したんだんべ(始末したのだろう)

「ほっつきあるく」=「うろつき歩く」
使用例:「あの子は 暗くなるまで ほっつきあるって(うろつき歩いて)
           いってえ(一体) 何処へ 行ってたんだんべ(行ってたのだろう)

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 





「まぜっかえす」=「まぜ返す」(会話の途中に入り込んで話題を変えたり戻したりする事
使用例:「おめえよう(お前よ) もう その話は
        終わりに したんだあから
(したのだから) わざわざ
まぜっかえすなよ」

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 





「みもんだえる」=「身もだえる」
使用例:「おめえ(お前) 夜中に みもんだえてたあで(身もだえてたぜ)
                    悪い夢でも 見てたんだんべ(見てたのだろう)

移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 









「むけえる」=「迎える」
使用例:「くだらねえ(下らない) 余興なんか するもんじゃねえや(するものではないよ)
                                      普通に むけえてやれよ!

「むる」=「漏れる」(空気や水が) 使用例:「昔の家は むって 大変だったなあ」

移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 









「めえる」=「見える」 使用例:めえねえから メニュー読んでくれる? 寿司は有るか?」

「めっかる」=「見つかる」 使用例:めっかった? まだ めっからないか… 早く めっかると いいな」

「めっける」=「見つける」
使用例:「誰が めっけてくれたあのよ(見つけてくれたのよ)? ありがてえなあ(有難いなあ)

移動します→        さ                  ら   わ 
    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 





「もしっつける」=「燃し点ける」=「燃やす為に火を点ける」 ※焚火をする時や竈に火を入れる時に使う。
使用例:「おめえ(お前) さっきっから(さっきから)
        あにを
(何を) せっせと 裏庭に 運んでんのよ(運んでいるのさ)
           ご苦労だあな…
(ご苦労だな…) あっ! よう(ねえ)
               それ 俺の コレクション じゃあねえか?!
(ではないか?!)

      「ほうだよ
(そうだよ) もしっつけようと 思ってえた(思っていた) ところ だあよ(だよ)
      「おめえ
(お前) あたまあ(頭) でえじょうぶか?!(大丈夫か?!)
         あで
(何で) そんなことお(そんな事を) すんだあよう!(するのだよ!)
      「うるせえ!
(うるさい!) こんちくしょうめ!(バカ夫め!)
        やすみっちゃあ
(休みと言えば) ゲームべえ(ゲームばかり) してえて(していて)
         一度だって あたしを
          外へ遊びに連れてって くれたあ事があっか?!
(くれた事があるか?!)
             こんな
物! ああ 憎らしいったら ねえや!(ないわ!)
              ひっくるめて
(ひとまとめにして) 燃して くれらあ!(くれるわ!)
                                      こんちくしょう! ちくしょー!!」


「もやける」=「(発酵して)膨れる」
使用例:「姉さん あのよう(あのさ) 酒まんの 生地がな(生地がね)
       いっくら
(いくら) 経っても
もやけねえ(膨れないで) 困ってんだあよ(困っているのだよ)
        どうすりゃあ
(どうすれば) いいのか おせえて(おしえて) 貰おうと 思ってな(思ってね)
         電話して みたっちゅうわけよ
(みたと言う訳なの) …ああ(うん)
          ああ
(うん)、ほうか(そうか)… でもよ(でもさ) 姉さん そいでもよ(それでもさ)…」


「もよおす」=「雨や雪が降り出しそうに見える」
使用例:もよおすかも 知れねえなあ(知れないな)
            布団を しまっとくべえ(仕舞って置こう)
                   せえっかく(折角) 干したのにな 馬鹿 見た(馬鹿を見た)

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 









「やっかむ」=「妬む」
使用例:「気にするなあ(気にするな)
       おめえ(お前)が 幸せそうだあから(幸せそうだから) やっかんでるんだあよ」

「やみのす」=「病みのす」=「病気が治る」 ※「のす」は「伸す」かもしれません。
使用例:「一時は 駄目かと 思ったあけんど(思ったけれど) よく やみのせたなあ」


「やりっけえす」=「やり直す」
使用例:「まちげえちまってよ(間違えてしまってさ)
          最初っから(最初から) やりっけえす羽目に なったあ」

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 









「ゆっつける」@=「結び付ける」
使用例:「すぐ 自分の靴だって 判る様によ(判るようにさ)
        紐を ゆっつけた 洗濯バサミを 止めて置くんだあ(止めて置くのだ)

「ゆっつける」A=「ゆっつけ(結い付け帯)で子供を背負う」
使用例:「子供を 背中に ゆっつけて 畑仕事 してたんだあでえ(してたのだぜ)

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 










「よじくる」=「よじる」 使用例:「笑い過ぎて 腹が よじくれたあ」

「よっちゃくばる」=「寄っ蹲る(よっつくばる)」=「数人で寄り蹲る(うずくまる)」
使用例:「女ばっかり よっちゃくばって 作戦を 練りに 練っただあ(練ったのだ)

「よばある」「よばわる」=「呼び回る」(家出や行方不明の人を探して呼び回る)
使用例:「みんなで 手分けしてよばあるらしいから 簡単に めっかるべ(見つかるだろう)


「よりっつく」=「寄り付く」 使用例:「飴 持ってる時しか 孫が よりっつかねえ…」

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    き      ち            り   を 
             ぬ            る   ん 
       せ   て            れ 
                         ろ 

 

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